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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■想い描き過ぎた故の夜でしょうか
自身の立ち位置が、
不安の因だとするのならば。


自ら因って立つ自覚を、
有する事こそ。

何よりの、
原動力と為るのだけれど。




其の、
因って立つ事の難しさが、
自身の不安を、
余計に増し行く現状に。

如何に、
抗えば良いのだろうか。










慌てる必要も、
焦る必要も。

何処にも無いけれど。









何れ程望んでも。

無為から、
抜け出す事の出来ぬ、
其の無様が。


何れ程厳しく、
自身を、
切り刻むかも。




腑に落ちる。





















祝いに備えた酒精で、
箱ごと、
薬を呑み干し。


 「家出したけれど。」
 「行く所が無いんよ。」


錯乱し、
号泣するあの子の姿に。

慌てて寝覚め。









便所に籠もり、
嘔気に喘ぎながら。


 「今年もよろしく。」

 「嫌です。」


俺の問いには即答した、
あの子の。














其の本心は。

単に、
俺への八つ当たりに過ぎない事を、
希う。





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References
 Jan.01 2017, 「返るだけで充分でしょうか」






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>> postscript

何年越しに希った瞬間か。

其の念願の年越しが・・・大喧嘩で始まると。
情けね。


一緒に暮らし始めてもうすぐ一年、
理想と現実とお互いとが、少しずつは解り逢えて居ると良いな。

今年も宜しくお願い申し上げます。

小坊主
01月01日(火)
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