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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■動けぬ事を責めて了って居るでしょうか
思い描く儘に、
進む事。
思いの通りには、
動かぬ事。
其れが、
自身の差配に起因する、
帰結で在れば。
少しは、
抗えるのかも知れないけれど。
自身の裁量で儘ならぬ物迄をも、
自らに、
結わえる事は。
恐らくは。
刃を増やす事にしか、
為らぬのだろう。
闘って、
闘って、
闘って。
死地から、
戻って来た其の身体は。
此れ迄と同様には。
決して、
動いてくれない。
「遠くに行けないの知らんと?」
「最後に辿り着いたじゃん。」
諍いを因に、
無言で、
姿を消したあの子を。
半日、
探し回り。
「息荒いよ?」
「探し回ったんだから仕方ないでしょ。」
「探し回るからやん。」
そう遠くへは動けぬ身体と、
知らぬ訳は無いと。
あの子は、
俺に嫌みの棘を植えた。
唯でさえ、
仕事の決まらぬ身の、
其の不要感は。
良く、
理解して居るけれど。
身体の制約が理由で、
選べぬ仕事で。
自身を、
責める事だけは。
止めてもらえないのかな。
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References
Dec.24 2017, 「聖夜の贈り物は本物でしょうか」
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06月09日(土)
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