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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■積み上がった一年でしょうか
一つ、
一つの、
其の刻みが。
果たして、
確かな歩みで在るのか、
否か。
そして、
其の刻みが。
果たして、
十分な速さで在るのか、
否か。
多様な評価軸が存在する中で。
其の評価は、
一意的にすら決まらぬけれど。
少なくとも。
自身には、
不十分な歩みに過ぎず。
少なくとも。
あの子は、
何かを見出して居るのだろう。
「また一つ経験積み上げたね。」
あの子から、
夜半に届く誕生祝いは。
手も、
指も、
殆ど動かない中で。
誰かの手を借りて、
贈られて来るのだろうか。
未だだよ。
未だなんだ。
一年の重さも。
其の刻限への覚悟も。
此の手に、
持てては居ないんだ。
もう何年も経つのに。
もう何年も、
あの子は時間をくれて居るのに。
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References
May.24 2016, 「愚図な想いも力でしょうか」
Jul.16 2014, 「覚悟の意味を受け入れられますか」
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05月30日(火)
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