ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■並んで観ては居ませんか
移ろう日々すら届かぬ場所に、
届く季節は。

何か、
意味を持つのだろうか。




閉塞を、
宿命付けられた其の部屋に、
届く桜は。

無変化の中の不変に、
意義を、
添えられるだろうか。




其れとも。




何も変わらぬ其の場所に、
届く季節は。

価値を有さぬ変化に、
過ぎないのか。















抗わねば。

唯、
流れ消え逝く刻に。


杭を穿ち、
柵を弄した所で。




澱んだ水は。

下手へ、
流れ消え逝くのだけれど。



























 「前に贈ったのと同じ桜。」
 「今年も咲いたよ。」

 「態々撮りに行ってくれてありがと。」
















少し心乱し、
棘を仕込んだ言の葉を返す、
あの子が。

穏やかに眺められる、
二人の時間は。





如何すれば創れるのかな。





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References
 Mar.29 2016, 「空蝉に似たる花こそ光でしょうか」
 Apr.10 2011, 「逆向けの春風でしょうか」






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04月09日(土)
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