ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■名乗れぬ理由は隠し事ですか
格別な効力を為す刻が、
在るから。


私の想いを、
公の姿へ掛け合わせる事に。

理は在るのだけれど。





其れは。

飽く迄、
公を積み増す為に懸ける、
心意気で在って。


決して。

私を裏打ちする術では、
無いのかも知れない。











私には。

時に邪な想いが、
宿るから。
























 「荷物来ないからさ。」
 「随分仕事の遅い弁護士だなって思ってたよ。」

 「そりゃそうだよ。」
 「私死んでないから荷物なんて贈れないもん。」







あの子は。


自身の死と引き替えの書面に、
遺志を預けた故に。

其の雄が、
後見の役を果たせぬ絡繰りを。


伝えて来る。
























此の期に及んで迄、
恵まれぬ、
男運と不遇に。

何の因縁かと、
痛哭する。



無論。

自身も、
其の内に含まれて居るのだけれど。





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References
 Dec.02 2015, 「半信半疑のお帰りでしょうか」
 Nov.07 2015, 「悪果に権利は在るのでしょうか」
 Nov.05 2015, 「望みを叶えたのでしょうか」






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12月08日(火)
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