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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■矢面に居れば診えますか
何処かで、
想いが産み出されたとしたら。
其れと、
変わらぬ重さの陰が。
何処かで、
声を荒げるから。
例え、
負の揺れだとしても。
其れは、
想いの裏返しで。
平坦で、
唯々在るだけより。
増しだけれど。
揺れながら、
揺れながら。
其れが、
陰に向かい続けるならば。
何時かは発散し。
二度と、
重なり逢う事は、
無いから。
何処かで。
其の波が収束出来る方向へ、
誘わねば為らない。
「嘘吐きさんへ。」
「仕方なしにまた人間に生まれ変わっても。」
「二度と出会いたく無いよ。」
多分。
身体の辛さと等価の陰を、
吐き出して、
叩き付けて来る事で。
自身の想いを保って居る、
あの子だから。
抜け道を、
閉じて終わぬ様に。
けれども、
墜ちて終わぬ様に。
転換点を、
見逃して終わぬ様に。
何時も、
何時も、
矢面で在り続ける事が。
きっと、
望まれた役目だよね。
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11月01日(日)
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