ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■逢えば壊れる想いでしょうか
幾度も、
幾度も。
補給の途絶えた環境を、
強いられ、
乗り越える事で。
想いは。
永久機関化するのだろうか。
其れとも。
其の、
信の一文字の強靱さが。
其処迄、
自身を駆動出来るのか。
少しずつ磨り減らす、
日々の中で。
時折、
其処に注がれる力水は。
互いの燃料に、
他ならないけれど。
何度も、
何度も、
其の想いを飲み込んで。
無理矢理、
溶かして閉まう為に。
燃料には依存しない、
動力源を。
奥底に据えたのだろう。
此処を超越して、
高みに、
辿り着ければ。
強く在れるのだろうか。
「直ぐ傍に居るのに遠いね。」
「もうバイバイが嫌なん。」
「強いね。」
「うちより先に音を上げんといてね。」
「御飯食べにも行かないの?」
「逢わないよ。」
僅か、
地下鉄数駅の距離に、
在りながら。
あの子は。
逢わぬ意思を突き通した。
水筒に、
もう水は足さないと。
宣言された上で。
砂漠を、
前へと歩むのは。
案外。
骨が折れそうだね。
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References
Nov.27 2014, 「もう少し離せると言うのでしょうか」
Sep.22 2014, 「最後の最初は後幾つ在りますか」
Sep.18 2014, 「待ち伏せしても良いでしょうか」
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12月30日(火)
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