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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■要らない癖でしょうか
互いの境界に備わる、
其の壁の、
厚さや高さは。
千差万別だけれど。
大きな緩衝領域を、
肇から、
有しなかったとすれば。
立場に依って、
互いの立ち位置が変わる事など、
無いのだろうか。
其れ故に。
互いの距離が、
変化する、
其の前も後も。
然程、
交わす言の葉の中身や重み付けに、
違いが無いのかも知れない。
善し悪しとは別に。
立ち居振る舞いと、
其の意図が。
何故か、
容易に手に入る。
「あのね。」
「最近真剣な話ばかりして居るから。」
「話せば話す程、小坊主の声が暗く成るんだよね。」
「仕方ねぇだろ。」
「そうなるの、良く知ってるでしょ。」
「うん。」
「あのね。」
「身内じゃ無いから何も話せないし。」
「身内じゃ無いから一緒に先生の話も聞けないけれど。」
「今迄も総てを話して無い事の方が多かったから。」
「大体は想像付くし。」
「伝わって居るから大丈夫だよ。」
お互い、
察しが良過ぎる事は。
本当は。
不要な想いなのかも知れないね。
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References
Sep.18 2012, 「見て居なかったのだと斬り付けるのですか」
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10月08日(月)
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