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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■何を贈れるのでしょうか
自身に付与された路筋は、
飽く迄、
仮の姿で在って。
其の因果に、
自らの介入を許すのだろうか。
其れとも。
逃れられぬ路筋が一つ、
付与されて。
其の両端の内で、
因果を、
玩んで居るに過ぎないのだろうか。
回合。
因縁。
宿世。
唯、
受容するしか無い定め事が、
在るのなら。
其の、
結果の伴わぬ積み重ねを、
後押しする為に。
力を注げと、
そう言うのか。
「理不尽だと思わない?」
「こう言う星の巡り合わせに産まれたんだよねぇ。」
ふと零した、
あの子の弱音に。
少しでも効く言の葉を、
探して惑った。
如何に想い、
如何に振る舞おうと。
「やりたいことはやっておいた方が良いって。」
「言われちゃった(笑)」
時計は、
否応なしに進んで終うのなら。
其処に、
少しは気の利いた想いを、
贈りたいと。
自身の、
頭の回りの鈍さを呪う。
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References
Sep.18 2012, 「見て居なかったのだと斬り付けるのですか」
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09月30日(日)
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