ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■嘗ての自身が移された鏡でしょうか
眼前に在るのは。

嘗て、
惑い痛み続けた自身に、
他ならない。



其れ故に。


惑いも、
痛みも。

抉る様に、
此の身を侵襲するのか。


















悪酔いした、
自由の利かない身体を。

互いに、
安易な方向へと流しながら。




姫は。


 「何でこんなに擦れ違っちゃったんだろう。」

酔いに任せて、
其の感情を放出し。


 「小坊主の事好きなのに。」

残存する想いの核を、
そっと、
刺し入れ。











更に。








 「遅いよ。」
 「何故今なんだよ。」

飛び出し掛けた言の葉を、
遮る様に。



 「二年振り?」

既に、
忘れ掛けて居た計数で、
駄目を押した。





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References
 Nov.15 2011, 「距離を望んだのは此方でしたか」






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01月07日(土)
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