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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■正直は想いを遠避けませんか
言葉には。
個々の想いを反映する、
特有の、
符号が在って。
恐らくは。
自身の有り様が、
無意識に、
其処へ投影されて居る。
其れ故に。
想いを以て、
丁寧に、
丁寧に、
其の一文字一文字を辿れば。
或る程度は、
其の解を探り当てられる筈なのだ。
けれども。
其の解に逢わせる適切な術を、
持たぬのなら。
其の解に至ったのか、
否か。
其処に、
違いは生じない。
「あのホテルってどこでしょう。」
「今日泊まりなの?」
「知らないおじさんに『ついてきて』って言われたんですけれど。」
「分からないので逃げて来ちゃいました。」
唐突に、
隧道の向こうから届いた文。
其処に刻まれた、
見覚えの在る符号に惑う。
一つ前の雄と、
諍いを起こした翌晩も、
同じ様に。
応じる術を、
見付けてあげられなかったね。
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References
Sep.12 2009, 「触れても良い距離なのでしょうか」
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11月15日(日)
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