ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■恋の奴隷は手遅れでしょうか
言の葉は、
想いを委ねる術に過ぎないから。

飽く迄。

意図に準じて、
葉は選ばれる筈だけれど。



一葉、
一葉、
軽やかに舞う姿には。

殊の外、
重い歴史が煮詰められて居るのだ。






其れ故に。






其の葉をふわりと受け、
再び、
吹き帰す為に。

人は、
研鑽して来たのかも知れない。
























ふと。

再放送の画面に、
時を映し。




 「そばにおいてね。」
 「邪魔しないから。」


坂の街の人が、
自身を仔猫に投影して寄越した文の、
其の深意に。

今更、
辿り着く。






















本当は。

仔猫の振りをした、
小犬だったのか。






















 「あなたと逢った その日から」
 「恋の奴隷に なりました」










無知は。

何時でも補える事だと、
今も、
そう思うけれど。


無知は。

想いの機微を、
いとも簡単に摘んで終うね。





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Background
 奥村チヨ " 恋の奴隷 "





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References
 Dec.16 2008, 「見えない色は誰のせいですか」






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07月02日(木)
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