ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■踏み込むべき時でしょうか
互いの関係と、
互いの侵して良い領域。

個々人で、
若干の許容量に違いは在れど、
或る程度は、
定められた境が存在する。



其れ故に。


自身の傘が、
何処迄、
及ぼされるべきか。

常に自問するのだけれど。






傘の外と認識して居ながら、
敢えて、
其処へ踏み込む時。


何を想えば良いのだろうか。

















見掛け上は、
傘の外に過ぎない存在を。

傘の内に招き護る覚悟など、
疾うの昔に、
持って居るけれど。


そして。


現実に、
傘の内へ招かねば為らぬ事が、
起こり得る予感も。

初めから、
持って居たのだけれど。







傘の外で済む方が。

本当は、
幸せに近いのだ。


きっと。



















 「其れは彼の甘えを増やすだけで。」
 「彼の為に成らないよ。」

 「彼の今後は別に考えないと。」
 「先ずやるべきなのは名義を譲って貰う事でしょ?」




義母。

血も籍すらも繋がらぬ息子。

見た事すら無い元旦那。

初めて耳にした元旦那の彼女。



総てが、
其の総てが、
越権行為だと知りながら。

其の間で揺れる資産に、
口を、
差し挟む。





















俺にとっては、
飽く迄、
他人だけれど。

姫にとっては、
紛れも無く息子で。



其の息子を想う事は。

姫を想う事と、
然程、
違いは無い事なのかな。





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References
 Jan.1 2009, 「本当は消したい場所なのでしょうか」
 Mar.21 2004, 「血が通う事は無い関係でしょうか」






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06月07日(日)
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