ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■皆一緒が良いのでしょうか
家。
園。

ずっと、
ずっと、
一つの集合体で在り続けた、
其の何れもが。



自身と周囲の境界に在る、
差異を感知し。

其の差異に対する理解が、
育ち在る事で。


本当は、
一つでは無い事に気付く。







其の時。

本来の喜びよりも先に、
哀しみが、
誘発される物なのだろうか。


其れとも。

其れも、
様々な応答が存在して、
個性に内包される物なのだろうか。










 「おんなのこのおまつり?」


雛飾りを飾り付ける、
其の手を留めて。

娘は、
哀しそうな瞳を向ける。
































 「大丈夫。」
 「パパには男の子のお祭りが在るからね。」


そう応じながら。


端午の節句の頃迄には。

或いは、
子供の祭りを理解するのだろうかと、
想いを馳せた。






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03月03日(火)
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