ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■違うと拒絶出来ませんか
幾つかの類似した要素を、
重ね逢わせる事で。

想いは、
容易に誤作動するから。


眼前の実像を、
別の、
虚像へ移し替える事など。

頻繁に、
起こり得る。






其れ故に。





生じた想いは。

決して、
固定された要素に由来するとは、
限らず。


自身の手を、
介在せずとも。

容易に、
誘発されるのだ。

















 「知らなかった。」
 「犬ってあんなに舐めるんだ。」



打ち合わせに同席した、
小型犬の、
其の振る舞いに。

戸惑い。







同時に。







 「いつも舐められたあと。」
 「小坊主を想いだしてる・・・。」


自身の飼い猫とは違う、
其の、
舌の感触へ。

坂の街の人は、
俺の舌を重ね逢わせて、
再び惑う。




















そんな舌と、
決定的に違う感覚が。

俺には、
在る筈なのに。




如何して。

想いは、
其の差異を補間して了うのかな。





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References
 May.20 2008, 「垣間見えますか」






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06月06日(金)
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