ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■何時の間に移り行くのでしょうか
自身が深く眠り在る刻に、
幾度も、
幾度も、
刻み込まれて。

自身の奥底に、
記憶は、
根付いて行くから。



未だ、
覚醒に至らぬ内は。


飽く迄。

夢想に旅立つ寸前の位置情報で、
構成されて居るのだ。







けれども。




僅か、
一夜の眠りですら。


折角、
自身に根付いた情報など。

遙か過去の、
使えぬ位置へ追いやって終う。

















昨夜迄在った筈の、
想いは。

こうして、
消失して行くのかも知れない。






















明け方の、
娘の泣き声に。

俺は、
姫の臀部をぽんぽんと叩き。






明け方。

俺の其の先を、
物珍しそうに触る娘の姿に。


俺は、
姫の姿を重ねて終う。






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08月15日(水)
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