ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■強靱な想いでしょうか
注がれる想いに、
どの程度、
鋭敏に応答するのか。

或いは。

想いが、
如何なる速度で、
減衰し消失し行くのか。



互いの描く曲線は。


想いの、
柔軟性に沿って。

否応無しに、
漸近線へと近づくのだろうか。





其れとも。



注ぐ想いの、
時間量や、
其の密度を以て。

勾配や、
半減期を、
偏位させる事が出来るのだろうか。












想いの柔軟性が、
堅く、
鈍で在る程に。



積み重ね続ける限り、
想いの嵩は、
必ず、
閾値を超え。

高められた想いは、
半ば強情に、
其の高度を保ち続けるのかも知れない。














 「自分の感情に気付くのが遅いの。」
 「にぶい?(笑)」


無意識に、
相手の名を呼んだ後でも。

尚、
自身の想いに、
半信半疑で在る人故に。



気付いた後の、
其の想いは。

強靱で、
深く根付いた想いなのか。














 「二年間…もっとかな?」
 「こんなに時間をかけたから。」
 「こんなに好きになれたんだと想う。」



坂の街の人から届く、
其の声で。

初めて、
其の頃から、
想いが積み重ねられて居た事に、
気付く。





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References
 Feb.28 2007, 「何時か俺も消えるのでしょうか」
 Feb.26 2007, 「最初の本音でしょうか」
 Dec.28 2006, 「何が起きて居るのでしょうか」






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03月21日(水)
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