ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■境界は定まって在るのでしょうか
無論。
許容される範囲は、
個々人の裁量に、
委ねられて居るのだけれど。
其処に、
厳格な境界は在る筈なのだ。
其れ故に。
一つ、
一つ、
其の要因を探っては。
如何なる深度迄を、
是とするのか。
推し量るのだけれど。
一方で。
其の境界の、
内と、
外に、
存在する要因も。
個々人の裁量に、
委ねられて居るから。
接する個の範囲と癒合し、
境界の、
揺らぐ事が。
時として、
在るのかも知れない。
緩衝領域の様に。
「逢いに来て。」
そう、
告げた唇は。
「おでこにね。」
其の感触を、
額に、
誘導した上で。
「くちびるは薄い?」
俺の、
唇の感触を測る。
「寒かったらくるんでください。」
互いの体温が触れる距離を、
許しながら。
「だから、受け入れられない。」
互いへの侵入を、
拒絶した上で。
「遊びにくる?」
一夜の部屋へ、
俺を招く。
坂の街の人の。
本当の境目を、
少し、
量り兼ねて居ます。
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References
Jan.18 2007, 「何処迄鳴り響く音でしょうか」
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01月26日(金)
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