ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■剥がす物でしょうか
蓋をすれば、
決して、
昇華などしない。


何れ程、
厚い蓋で覆おうと。

其処に、
疵は、
残されて了うから。





傷を隠す瘡蓋など、
不要で。



醜く傷を覆う、
黄色の成分にこそ。

治癒能力に長けた、
自身の糧が、
煮詰まって居るのだ。








其れ故に。






過去に在った、
自身を。

反芻し、
熟成させ、
取り込みながら。



自身の糧を。

植え、
育み、
進んで居るに過ぎないのだ。


















他者の養分で支えられた、
幹だから。

養分が去った時、
其の幹は、
朽ちかけて倒れかかり。



再び、
他者の栄養を求めて、
彷徨い。

唯、
時を繰り返すのかもね。




遙かに、
刻は進んでるのに。





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References
 Nov.16 2006, 「おやすみを好きに成れたんですか」






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11月24日(金)
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