ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[165159hit]
■針が進んだ証拠でしょうか
自身の、
想いや拠り所を。
何かの形へ託す事が、
在るけれど。
其の形を、
自身が、
不要に想う時とは。
如何なる時なのだろう。
一歩、
一歩、
幹が育まれる事で。
託し委ねた、
分身を、
切り離す時なのか。
度重なる揺れに、
耐え兼ね。
徐々に、
徐々に、
壊れて終う時なのか。
其れとも。
別の適役に。
新たに、
想いを委ねた時なのだろうか。
其の、
飄々とした黒猫に。
然程、
喜色を表さぬ、
姫の姿に。
一つ。
時計の針が進んだ事を、
感知する。
其の飼い猫を。
強く、
欲しがらないのは。
姫と、
俺との間に。
新たな鎹が、
在るからかも知れない。
----------
References
May.13 2006, 「共通項には値しないのでしょうか」
May.13 2005, 「俺より想いが深い日なのですか」
May.27 2004, 「二人の子供の心算でしょうか」
↑Enpituの投票ボタン(おまけ情報付)
08月15日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る