ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■何処が御不満でしたか
何を為したか。

飽く迄、
達成された成果の絶対量が、
注視されるから。




自身に在る、
容量が。

極僅かで在れば。


何れ程、
努力を重ねても。

成果は、
完全に不足する。








けれども。




不足を、
補い合う存在として。

互いが、
振る舞う事で。



能力不足から誘発される、
穴を。

少しでも、
埋め合えるのでは無かったのか。













少なくとも。


自身に備わる容量の、
其の全てを。

其処へ振り向けた、
相手に。




容量の一部すら、
消費せず。

何の成果も無い、
存在が。


決して、
口に出して良い言葉では、
無いだろうに。

















娘の、
唐突な発熱に。


慌てて、
自身の全てを停止して。

緊急発進を余儀なくされた、
そんな日に。








 「小坊主は。」
 「親になるのが早かったんじゃないの?」




全てを俺に委ね、
自身を満喫して帰宅した、
姫は。

言う。






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08月04日(金)
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