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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■下手なのでしょうか
贈る想いと、
受け容れる想いの、
両輪が、
其処に在る事で。
相乗的に、
効果は増大するから。
其の、
介在する想いの影響力が、
減弱し在る事を。
暗示して居るのだろうか。
其れとも。
想いを、
介在させる以前の、
基礎力こそ。
抑も、
鍛えられるべきなのに。
其の大原則を、
御座形に、
過ごして来た結果。
必然的に、
生じた逆転だろうか。
姫の、
俺の知らぬ場所が。
姫の、
俺の知らぬ拍子が。
俺の眼前で、
明らかにされて行く。
「ちょっとちょっと!」
「そんなとこ舐めないでよ!」
姫は。
突然、
嬌声を上げ。
「小坊主より舌遣いが上手いんだけれど。」
左の腕を舐める、
其の、
娘の舌遣いを。
俺の其れと、
並べて魅せた。
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07月03日(月)
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