ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■片隅に住んで居てくれたのですか
自身の、
順位付けから鑑みれば。

其の日付など、
然程、
高い順位には無いけれど。




僅かでも。

其れを高位に想う存在が、
居るのなら。


其の想いは、
格別な宝に違いない。









其れ故に。






一瞬、
日々に埋もれて終った筈の、
其の日付が。

掘り返され、
此の手に、
取り戻された事へ。



一層、
感謝の想いを抱くのだろうか。


















娘の、
唐突の発熱は。

俺と、
姫と、
二人の生活を乱し。



そして。

誕生日の、
祝いの時を運んで来た。















 「はい。」
 「誕生日、何もしなかったから。」



昼過ぎに帰宅した、
姫は。

慌ただしさと同時に、
洋菓子を持参し。






 「有難う。」
 「喰ったら直ぐ行くね。」



洋菓子を、
味わう間も無く。

俺は、
家を出たのだけれど。






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05月31日(水)
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