ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■護れぬ敵でしょうか
純粋で在れば、
在る程に。

画一的で在れば、
在る程に。


自他の、
他の領域に属する事象は、
相対的に増し。




他は。


抑える術を持たぬ、
自身に。

容易く侵入しては、
蹂躙を、
繰り返すけれど。









本来ならば。


其の侵入を、
弾き飛ばす術が。

備えられて在る筈なのだ。














けれども。






其の壁を委ねた、
護り神の、
其の領域から。

外れて終う、
事象には。


殊の外、
弱みを魅せるのかも知れない。



















 「免疫。」
 「あるんじゃ無いの?」

 「母体も弱い型なのかな。」
 「姫、調子悪くない?」

 「ちょっと風邪っぽい・・・」







護り神にも具わらぬ、
防衛機構は。

理路整然と、
姫をも、
襲い。






娘は。



未だかめぬ洟に、
鼻を詰まらせながら。

母の様子を、
じっと伺って居た。






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04月28日(金)
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