ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■思い出す物で良いのでしょうか
恐らくは。
自身の内から、
滾々と湧き出る想いでは、
無いのだ。
飽く迄。
自身を、
削り取る事で。
初めて、
創り出される想いに、
過ぎないのだ。
其れ故に。
其の想いに、
本来宿される筈の、
実は。
糸瓜の様に、
隙間だらけで。
何度、
贈られたとしても。
決して、
響かないのだろうか。
優しさ。
本当の、
優しさでは無くて。
仮初めの、
優しさだから。
自身を削る余裕を、
失った時。
想いを贈る事など、
出来なく成るのかも知れない。
「優しさを。」
「思い出して。」
そっと、
掛けられた言葉に。
頭を、
垂れながら。
思い出すのでは無くて。
実は、
未だ探すべき事の様な、
気がするのだ。
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References
Jan.04 2006, 「警戒して居る筈では無いのですか」
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03月30日(木)
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