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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■紛れも無い血でしょうか
何らかの判断を下す、
其の瞬間には。
自身の、
主観的な値踏みが、
必須だから。
自身の状態を。
客観的に、
見定める事には。
困難が伴うのだ。
其れ故に。
自身の姿を、
冷静に、
慎重に、
投影しては。
映された姿を、
遠くから、
覗き観るのだけれど。
其れでも。
時に、
自身の姿を見誤る。
他者に映る、
自身の、
真の画など。
自らの瞳には。
決して、
映す事の出来ぬ画なのかも知れない。
夜半の娘の世話を、
終えた姫は。
「小坊主と娘。」
「同じ顔で寝てるんだよ!」
「そうなの?」
「犬と一緒に寝てたときみたいに!」
「可笑しくて寝られなかったわよ!」
娘を、
俺の隣に寝かせては。
其の姿を観ては、
独り、
悦に入る。
俺には。
決して、
観えないのに。
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References
Nov.21 2005, 「挨拶よりも大切な事でしょうか」
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02月20日(月)
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