ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[165250hit]
■宝物では無かったのですか
緩やかに、
大きくうねりながら。
悠久の時を刻み続ける、
大河に、
比すれば。
飽く迄、
刹那に過ぎないから。
其の刹那を。
幾重にも、
幾重にも、
重ね逢わせる事で。
刹那を。
大河に、
紡ぎ続けるのだ。
其れ故に。
自身の刹那を、
大河に、
縒り逢わせる為に。
次の刹那は、
必要不可欠で。
並ぶ物の無い程に、
価値在る存在に違いない。
「相手を好きだなって想わなきゃ。」
「子供は産まないよね。」
「じゃぁ。」
「姫は俺の事を好きって事だね。」
「う〜ん?」
姫は、
態と意地を張るけれど。
此の宝が、
価値在る物だと。
良く、
知って居る。
必要なのは。
金銭的な支援でも、
仕事と育児を両立出来る環境でも、
無くて。
今、
皆が忘れ掛けて居る、
想いを。
子が、
極上の宝で在るとの、
想いを。
創り上げる事だ。
↑Enpituの投票ボタン(おまけ情報付)
01月26日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る