ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■初めまして故に一瞬なのですか
経て来た時間の長さを、
鑑みれば。


其の身に、
備わり行く筈の機能を、
此の手に、
感知出来ても。

不思議は無いのだけれど。






其の機能は。

飽く迄、
刺激に対する反射として。
発動されるから。



此の手の望んだ、
刹那など。

考慮に、
取り入れよう筈は、
無いのだ。










待ち望み、
希い、
渇望し。

必死に求めた、
其の瞬間は。




突然。

気紛れに。


俺を、
叩いた。












 「あれ?」

 「ほら!」

 「今の?」

 「そう!」

 「何で今なんだよ・・・」

 「小坊主の日頃の行いでしょ?」








眠りに就く、
寸前に。

寝ぼけ眼への、
不意打ちの様に。



寄り添う姫に触れて居る、
俺の腰骨を。

小さな想いの結晶が、
蹴り付ける。













元気に、
育って居ますか?
10月03日(月)
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