ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[165301hit]
■欲望には勝てないのでしょうか
其の言葉は、
飽く迄、
方便の為に在り。
恐らく現実には。
抑止力など、
持ち合わせぬ言葉なのだ。
其の上で。
接触も、
侵襲も、
伴うから。
其の制限すら。
制限として、
成立しないのだ。
其れ故に。
其の言葉に、
後ろめたさを感知して。
其の振る舞いを、
必要以上に、
躊躇うのだろうか。
「先っぽだけ!」
「先っぽだけなら良いでしょ?」
姫は、
そう呟いた。
素直な想いの表出に、
感心しつつ。
「其れ。」
「普通は男が言う言葉だろ・・・」
雄と雌とが、
入れ替わった立場に。
可笑しさが込み上げる。
07月13日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る