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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■今格下では勝負に成りませんか
其の身には、
既に備わった格が在って。
格に満たぬ振る舞いは。
必ず、
無理と言う歪みを、
溜め込み。
何時の日か、
事は、
破綻を来すのだ。
其れ故に。
希う願望と。
現実に、
持ち合わせる能力に。
埋め合わせ得ぬ、
差異が、
存在する時。
全力の想いは、
現実を、
選択するのかも知れない。
其の想いは、
相手への強制力を憂える、
想いと同時に。
己を防衛する為の本能に、
違いないけれど。
職場での、
立場も。
経済力も。
精神力も。
お互いの、
信頼も。
願望を除けば。
何れの要素も、
きっと、
不足して居るのだ。
そして。
姫は、
其の無理を、
知って居るのだ。
俺は、
未だ知らない無理を。
虚勢を張っても。
俺は、
年下で、
格下だ。
06月30日(木)
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