ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[165310hit]
■中身の無い象徴ですら拒絶ですか
自身の姿が、
其処から、
消えた後にも拘わらず。
其の場に残す、
象徴に。
何れ程の意義が、
棲むのか。
予測不可能だけれど。
互いの姿が、
消失した後でも。
傍に寄り添いたいと、
願う事は。
恐らくは、
想いの延長なのだ。
其れ故に。
自身の墓へ、
共に棲んで欲しいと、
希う事が。
共に寄り添う、
宣言に、
成り得るのかも知れないけれど。
「私は平らなお墓が良いなぁ。」
「基督教のお墓みたいなやつ?」
「うん。」
何気なく、
振る会話に。
やんわりとした、
拒絶を封じ。
「俺の墓には入らないの?」
「他人じゃ入れないのよ?」
至極、
当たり前の返答を。
至極、
態とらしく、
返すのだ。
真剣を交えれば。
姫は、
全部捌いて終うのにね。
06月05日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る