ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■身を切る想いで想うのでしょうか
視線の、
方向転換は。


自身に不足する、
経験や、
想像力を。

少しだけ、
補足してくれるから。







想いに、
惑いが在る時には。


自身が向けて居る、
其の視線へ。

様々な変化を、
添えて観るのだ。




例えば。

自身の立場と、
相手の立場を、
逆さに入れ替えて。


或いは。

自身と同様の境遇を、
通過した、
其の想いを観察して。












けれども。

周囲の放つ視線は、
飽く迄、
正規分布を織り為すから。



分布の極地に、
特異な境遇に、
漂う想いは。

余計に、
惑いを増して了うのだろうか。















姫にも、
息子が居るのだ。

其の身を、
容易く、
置き換えられるのだ。



其れ故に。

きっと、
俺の母親が発する想いを、
俺以上に、
其の身に感知出来るのだ。














 「自分の息子が。」
 「10歳も年上の人を結婚したいと言って連れて来たら。」
 「嫌だよね?」

 「うん。」
 「嫌だなぁ。」

 「やっぱりなぁ・・・」



姫の親友と話した、
其の日から。

姫の眼が、
切なさを帯びて居る。





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References
 May.26 2005, 「残酷な矛盾でしょうか」
 May.24 2005, 「何を指した今なのでしょうか」
06月04日(土)
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