ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[165312hit]
■何を指した今なのでしょうか
確かに。
如何なる形で在るかは、
本質を、
捉えた物では無くて。
其処に在る、
想いの姿こそ。
要石に、
他ならないのだけれど。
其の形が、
備わる事は。
二人で、
創り築く世界に。
少しだけ、
幅を持たせる事が、
可能と成るのだ。
今の儘では、
停滞しか無いと。
其の想いを、
互いに、
有して居た筈だから。
根の無い、
糸の切れた凧の如き、
其の形が。
不安や、
惑いの、
因と成って居ると。
互いに、
感じて来た筈だから。
其の形を、
少しだけ安定させて。
前進の可能性を、
確保したいと願って居たのに。
俺の目に、
触れる事は無いと信じて居る、
其の場所に。
「親に話して終わりになるより。」
「今のままがいいんだけど。」
「このままでいいんだけどなぁ。」
姫は、
そう記した。
本当の心は、
何処に、
埋まって居るの?
----------
References
May.18 2005, 「現実は飽く迄夢なのでしょうか」
05月24日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る