ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■道具の応用の一つなのでしょうか
其の位置や、
其の形状には。

一つ、
一つ、
意味が在って。




自身の機能を、
十二分に、
発揮出来る様に。

少しずつ、
獲得して来た物なのだ。





決して其れは。

戯れや、
嫌がらせや、
想いの確認の為に、
存在する訳では無いのだ。











確かに。



戯れや、
嫌がらせや、
想いの確認の為に。

其れを応用する事は、
可能だけれど。





本来の機能を封じて迄、
他の目的に利用される事は。

忍びない。














戯れと、
嫌がらせと、
意地の張り合いが。

今夜も、
二人の聖域に木霊する。





 「今日のお風呂、ちょっと熱いね。」

 「えいっ!」

 「あのさ、引っ張らないでくれる?」

 「熱い?」
 「熱いでしょ?」

 「其処は熱に弱いから外に出てるんでしょ?」
 「わざわざ熱くしたら駄目じゃん。」





 「じゃぁ、棒を中に入れたらだめなんじゃん。」
 「棒だって外に出ているでしょ?」

 「あのね、袋の話をしているんでしょ。」

 「私だって二つも外に出てるんだからね!」

 「それは子供の飯の為だろ!」









本来の機能とは、
懸け離れた使用方法に。

嘆いて居ないだろうか。




袋も、
棒も、
房も。
05月01日(日)
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