ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■自身の意見を未だ押せますか
蟻の一穴は。

大河を支える大きな堤を、
簡単に、
突き崩すのだと。



何れ程の想いを、
其処に、
積み重ねて来ようとも。

一つの疵が、
只一つの失策が、
全てを、
壊して終うのだと。





俺に、
言い続けて来たのだから。







立場を入れ替えた、
其の刻に、
同じ想いを抱く事は。

飽く迄、
必然なのだ。













俺を想う、
数々の行動が。

僅か一つの行動で、
吹き飛んだとしても。



其れは嘗て、
俺に、
姫自らが口にして来た事を。

其の儘、
姫自身へ向かわせる事に、
他ならない。















 「何で怒鳴られなきゃいけないの?」
 「私の気持ちは通じてないの?」


姫は、
必死に泣き叫ぶけれど。







例え、
其の想いが届いて居ても。

俺は、
怒鳴って悪かったなどと、
言わないよ。













其れが同時に、
姫の正しさを証明する事。

分からない?





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References
 Mar.02 2005, 「想いの前に常識は無いのですか」
 Mar.01 2005, 「祝うのが当たり前でしょうか」
03月03日(木)
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