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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■付け焼き刃だからでしょうか
真に、
其の意味を理解して居れば。
今更、
其の想いに囚われる事など、
無い筈なのだ。
所詮、
付け焼き刃で。
只の背伸びを、
其処に、
押し付けて過ごしたからこそ。
今、
過去が、
目の前に現れるのだ。
望んで居ながら、
実現出来ない。
そんな不幸を、
唯一の人に強要して来たと言う、
其の事実は。
想いの中で、
ずっと、
生き続けるのだろう。
何れ程、
時を経ようと。
「今月からお休みが1日増えたのぉ〜。」
「勤め出して2年8ヶ月・・・」
未だ、
彼処で働いて居る事と。
「初めて『いってらっしゃ〜い♪』と」
「小さい彼を送り出したかも。」
俺の、
残して来た不幸を。
貴女の言葉は。
雄弁に、
語って居た。
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References
Feb.11 2005, 「必要な上書きでしょうか」
02月24日(木)
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