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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■想いを被せて誤魔化せますか
想いを寄せる、
其の相手に。
自身には向かわぬ想いが、
在ったとすれば。
自身の想いを、
如何に扱うべきなのだろうか。
待つか、
奪うか、
斬るか、
被せるか。
其の対応は様々で。
其処には、
正解など無いかも知れないけれど。
今でも俺は。
想いを被せた上で、
時機を伺い、
奪うのだろうか。
休日の、
急遽の呼び出しを、
断る理由として。
姫との、
話し合いを用いた故に。
理由と、
不安定な状態を。
同僚に、
伝えて在ったから。
報告と共に、
同僚から産まれた、
其の言葉は。
予め、
用意されて居た物なのだ。
もしかして、
待って居たの?
「私と小坊主。」
「じつは付き合ってるんです♪」
冗談とも、
本気とも取れる言葉に。
想いは、
振動して居るけれど。
其の存在を楯に、
想いを被せて進むのは。
もう懲り懲りなんだ。
01月28日(金)
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