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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■雄々しい姿の内側を視て居ますか
百度、
耳に入れる情報より。
僅か一度、
眼に入れた情報を、
重視するから。
視覚で認識した情報は。
他の如何なる情報も、
打ち消し、
或いは上回るから。
時として。
其の外見に、
惑わされ勝ちだけれど。
愛しき対象を護る、
其の為の。
逃避行動と、
危険回避が、
本来の役割で。
其の攻撃性は。
飽く迄、
緊急時の備えなのだ。
其れ故に。
雄は、
想いの奥底に。
繊細さや、
弱さを、
多分に含むのかも知れない。
雄々しく、
逞しい、
其の姿と対照的に。
繊細なのだ。
弱いのだ。
優しく扱わねば、
案外、
簡単に傷付くのだ。
其の姿が、
幾ら雄々しくとも。
けれども。
「今日も寝息立てたままで。」
「うんうん唸ってたよ♪」
起き抜けに、
俺の上で踊り戯れる、
姫の。
楽しそうに振り翳す、
其の笑顔へ。
苦悶の表情と、
呻きの、
其の理由が。
乱暴に扱われ、
痛かったからなのだと。
如何しても言えない。
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References
Jul.24 2004, 「今朝も一人で悦んだのでしょうか」
12月23日(木)
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