ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■贈る心算で奪ったのでしょうか
感謝や、
労いや、
奉仕の想いを。

其処に、
如何程詰め込んでも。


其の想いが、
相手に伝播せぬ事など。

日常茶飯事で。




自身の想いが、
正確に、
相手に伝達される事など。

寧ろ、
稀少だけれど。






其の、
想いの中に。


好奇心や、
自己顕示欲や、
征服欲や、
遊び心など。

多くの雑念が、
混じり込んで居たから。



其処に、
怒気が生じたのだろうか。












痙攣に、
自由を妨げられ。

踊る為の羽をもがれた姫は。


 「もう上に乗れないじゃん!」


半減し、
迫力を失った怒気を。

其れでも、
必死に贈り続けて来た。













姫に、
愉悦を贈ろうとして。

其の愉悦を、
強奪して終ったのか。



奉仕の想いを建前に据え、
姫を弄び。

姫の、
踊る楽しみを封じたのか。













深く、
強く、
其の感覚を感知出来る様にと。

大小、
長短、
多寡、
様々な波動を、
懸命に捕らえたのに。








 「初めて手でいかされちゃった・・・」
 「何でそう言う事するのよ!」



如何して、
怒られるのだろう。





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References
 Oct.31 2004, 「上下関係は要るのでしょうか」
11月27日(土)
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