ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[165354hit]
■優先する事が即ち道具視でしょうか
欲しい物は、
数多に在って。
其の欲には、
限度が無いから。
手に入れたい物は、
無数に在って。
其の全てを手中に収めるのは、
不可能だから。
其処に、
優先順位を付けて。
自身の周囲に、
少しずつ、
集めて行くのでは無いのだろうか。
可能ならば。
可能性が、
残されて居るのなら。
何れも、
手に入れたい物で。
不可能ならば。
可能性が、
殆ど無いのなら。
何れを、
優先したいのか。
只、
其れを伝えたい故の、
言葉だったのに。
不真面目に応えれば、
其れで、
良かったのだ。
きっと、
正しい応えなど要らないのだ。
如何して。
不安を除去する為だけの、
方便が、
吐けないのだろう。
確かに、
欲しいかと問われれば、
答えは肯定だけれど。
「欲しいの?」
「欲しいよ。」
安易な誘導尋問に、
簡単に釣られた自身へ、
反吐を吐く。
「だから私とのつき合いに迷いがあるんでしょう?」
「そうじゃなくて。」
子を産む道具では無いと。
姫は又、
声高に叫び続けた。
11月18日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る