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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■鎧の中を預けてみませんか
荒れた時期を持つ人だと。

端から、
そう想って居たから。


別段、
其の事実に拘る気など、
無いけれど。




きっと今が、
過去を埋めても余り在る時だと。

自信を持って、
そう想って居るから。


其れを破壊し兼ねぬ、
擾乱を。

殊更、
嫌がるのだろうか。








けれども。



其の種の過去は。
自身に巣喰う弱みは。

一度、
必ず、
吐いて置かねば。



相手へ、
安心感など持てないから。

絆に、
信頼など備わりはしないから。







其れ故に。





一つ一つ、
丁寧に機会を捕捉して。


甲羅で護る、
頑なな拘りを。

一つ一つ、
解して行きたいと想うのだ。













 「小坊主はどうだった?」
 「気持ち良さに違いがあったの?」


攻撃は最大の防御だと。

姫は、
何時もの様に、
攻めに回るけれど。





 「姫はどうなの?」
 「其の時よりは気持ち良いでしょ?」

 「うん・・・」


態と、
自分を棚に上げ。

姫に、
答えを強要した。











想いの、
内包した交わりの方が。

格段に気持ち良い。




過去の経験が、
今を創り上げて居るのだから。

其れで良いでしょ?





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References
 Jul.10 2004, 「抉じ開けずに包んで居れば良いですか」
10月12日(火)
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