ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■中毒の様な物なのでしょうか
傍に寄り添えば、
寄り添う程。

想いは習慣化し、
想いへの依存が増強される。




想いの常用は。

徐々に、
徐々に、
想いの受容体を麻痺させ。


続いて、
想いの効力を鈍化するのだ。








其れ故に。



溢れる想いは、
幸福感を呼ぶ特効薬で。

同時に。


想いを、
常に在る物と勘違いさせ。

想いへの感謝を奪い行く、
毒薬かも知れない。














お互い。

感謝を忘れた事など、
一度たりとも無いけれど。






想いなど、
届かねば良いと。

時として想う。


















 「こんなに冷たい人だったっけ・・・」
 「去年も、おととしも。」


俺にしがみ付きながら。

姫が零した、
一言は。






俺の想いが、
確実に届いて居る。

其の証明に、
違いないのにね。
10月03日(日)
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