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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■一瞬電気が走るからでしょうか
自身が有する知識や言葉を、
次々と繰り出し。
人を愉しませる事。
確かに、
其れが機微と言う物で。
日々を彩る、
素敵な、
時の流れかも知れないけれど。
精神の要が、
確固たる地位を築いて、
其処に在り。
支えとして存在する事が。
愉悦の前の、
前提なのだから。
帰宅後の、
其の一言目は。
お帰りでも良い。
待って居たでも良い。
飽く迄、
要の言葉であって欲しいと、
そう願うのだ。
まるで、
覚え立ての言葉を盛んに使う、
幼児の様に。
「ハーネスOAタップだよ。」
姫は、
不可解な言葉を、
発端に選ぶ。
「抜け止めタイプじゃないんだよ♪」
「抜けるから。」
「五月蠅ぇよ。」
「捻って留めろとか言うのか?」
「・・・。」
「・・・。」
「アースなしタイプ♪」
「もう良いから。」
もしかしたら。
ソファーに座ったまま、
待って居た姫へ。
抱き付いた、
俺の姿を。
姫から、
電源供給を受ける、
俺の姿と。
巫山戯て、
重ねて観たのだろうか。
いや、
きっと偶然か。
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References
Jun.29 2004, 「井の中の蛙は安心でしょうか」
09月17日(金)
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