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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■怒られるのは傷付いた方でしょうか
朝の、
目覚めの、
其の寸前に。
隣に在る、
暖かみ。
其の、
たった其れだけの、
幸福感が。
得難い物だと。
お互いに、
何処迄、
感謝すれば良いだろうか。
其の想いが、
自身の中に在るのだから。
二人を妨げた、
其の存在に、
寛容の想いを抱いても。
罰は、
当たらないかも知れないけれど。
俺の取った行動に。
姫への、
如何なる想いが在るかなど。
姫は、
全く問題にせず。
「痛ててててててっ!」
「何で起こすのよ〜!」
偶発的に起こった、
事故の。
「俺が悪いの?」
「そうじゃん、可哀想に・・・」
其の被害者を、
見誤り、
非難するのだ。
二人の間の、
危険な場所に居た事など。
微塵も、
感じさせぬ様に。
起こされて迷惑だと、
怒りを露わに爪を立てた、
其の相手へ。
寸前の出来事など、
忘れたかの様に。
「ゴロゴロゴロゴロ。」
確信犯は。
飯を喰わせろと、
猫撫で声。
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References
Jul.15 2004, 「嫉妬の裏返しでしょうか」
08月23日(月)
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