ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■呪縛は薄れ掛けて居ますか
感謝の言葉など。

抑も、
自己を満足させる為の、
言葉かも知れない。





自身の、
相手を想う気持ちに、
余裕が、
無くなったからこそ。


二人の間に、
歪みが蓄積され。

相手に、
愛想を尽かされた。



其処に、
謝罪や感謝や後悔を加えた所で。

其の事実には、
何の変化も起きないのだから。










其れよりも。



自身の想いが不足した結果を、
見つめ続け、
想い続ける事にこそ。


痛みや、
想いの意味を。

否応無しに考えさせる、
力が在るのだから。






未だ俺は、
感謝を伝えられないけれど。

もう俺は、
言葉を伝える事すら、
許して貰えぬかも知れないけれど。




事を完結せずに、
自身の想いへ、
留め置き続ける事が。

きっと、
俺に課せられた課題で。


進めないのは、
俺だけだとしても。

其れは、
俺が甘受すべきなのだ。


















唯一、
其の様子を手に入れられる、
あの人の所で。

踊る、
貴女の文字。


 「キレイになったねって言われたよ。」
 「その内、良い報告が出来るかも。」














其れで良いと、
眼を閉じ、
想いを贈りつつ。






 「友達とかから。」
 「綺麗になったって、言われる?」


魅入られる様に、
姫に問い掛け。

不信感を、
献上して仕舞うのだ。





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References
 Jul.29 2004, 「残した想いが在るからでしょうか」
 Jun.12 2004, 「感傷すら誤るのでしょうか」
08月17日(火)
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