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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■挑発の応えに成り得る質でしたか
相も変わらず、
唐突に。
端的な情報や事実だけを、
喉元に突き付けて。
笑顔で、
其の応えを待つ。
自身の要求量を満たす、
応えの質を、
産み出せぬ雄には。
抑も初めから、
応えなど聞かぬと。
挑発しながら。
「死産して。」
「狂ったからねぇ。」
「親権で。」
「裁判起こしたんだ。」
けれども。
一つ一つの出来事の、
其の断片が、
自身に届いて居た事を。
記憶を手繰って、
確認しながら。
一つ一つ、
応えを探せた、
其の理由は。
挑発の笑顔に。
今迄の、
切なさや、
苦悩や、
不安定さや、
陰が、
存在しなかったからで。
決して、
俺の実力では無い。
「うちの彼に似てるよね。」
あの子は俺を、
そう表現するけれど。
あの子を支える、
並大抵で無い精神力は。
其の雄にしか無いと。
俺だけで無く。
あの子も、
理解して居るのに。
「全部失ったら、小坊主んとこ、行くから。」
「よろしくね♪」
何故に、
最後の付録を、
必ず残して帰るの?
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References
Jan.14 2004, 「偽りの返信でしょうか」
Oct.22 2003, 「何を残して消えたのですか」
08月02日(月)
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