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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■避けて通れぬ壁ですか
苛々が、
鬱積して居る事など。
随分と前から、
感知して来たけれど。
其れを、
除去する方法は。
二人の想いを、
きっと、
遠避けて終う手段だから。
何も考えずに、
過ごして来た訳では無くて。
何か方法は無いか、
模索し続けて来たけれど。
其の選択肢は。
二人の想いを、
きっと、
引き裂く結果に繋がると、
想うから。
身動きが、
取れなかったんだ。
「俺が居ない方が良いか?」
「でもきっと、小坊主と駄目になるよ?」
「わかってるけれど・・・。」
俺が、
提供出来る事は。
俺が、
此処から去る事は。
姫と俺の繋がりを、
離して行くと。
二人とも、
感じて居る事だけれど。
其の原因は、
俺と姫以外に無いだろう?
「父親じゃなくて良いのよ。」
「兄貴で良いんだから。」
二人が寄り添いつつ、
其の苛々をも、
融かして行ける方法を。
俺の等身大で、
担える役割分担を。
姫も、
考えてくれるけれど。
最近荒れ気味の、
姫の息子に。
兄貴を、
提供すれば。
本当に大丈夫だろうか。
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References
Mar.21 2004, 「血が通う事は無い関係でしょうか」
06月27日(日)
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