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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■相手の自分を許容出来ますか
相手を理解する事とは。
自分が定義する塊の中に、
相手を置く事。
想像の中に、
創造の中に、
相手を置いて終う事。
文を交わして。
言葉を交わして。
想いを交わして。
身体を交わして。
徐々に徐々に、
其の位置を調節して行くけれど。
只自分の領域に、
相手を置いて居るだけだから。
相手の真実など、
理解しちゃ居ないのかも知れない。
故に。
例え其れが、
自身へ向かう想いでも。
相手の想いは、
飽く迄、
相手の想いで在って。
勝手に相手が、
創り上げる物だから。
擦れ違いや、
想い違いが、
其処に産まれるのだ。
其れならば。
相手の想った自身を、
許容して。
自身の姿を貫く事よりも。
相手の想う虚像へと、
自身を形創る事が。
想い逢うと言う事かも知れない。
想いは、
相手の想いに支えられてこそ、
存在し得る。
其れを忘れぬ二人の、
想いの絆は。
決して壊れないでしょう?
だから。
姫の想った俺を、
必ず、
許してあげるんだ。
06月16日(水)
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