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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■明日は何度挑めるでしょうか
真夜中に。
互いの想いを、
濃密に交わした事は。
良く、
覚えて居たけれど。
明け方の、
戯れの最中に。
お互い、
眠りに陥った事も。
しっかり、
覚えて居たけれど。
真夜中の、
第二試合は。
完全に、
記憶の外なのだ。
「小坊主、覚えてないの?」
「本当に二回?」
「うん♪」
心身共に、
充実した朝の。
最初の会話で。
何故に。
明日の心配を、
しなければならないのだろう。
明日は、
特別な日だから。
明日は、
特別な日なのに。
実弾が、
若干不足気味で。
何度も挑めるのか、
姫の想いに応えられるのか、
不安だよ。
05月29日(土)
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