ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■痛みに耐えて迄贈る想いですか
其れ自身に、
宇宙を住まわせて。

留まる事無く、
常に拡大し続けるから。



陽気も陰気も、
歓喜も悲哀も、
平静も狂気も、
痒みも痛みも、
美麗も妖艶も。


想いの器は、
包み込んでしまうのかも知れないけれど。





痛みに耐えながら、
無茶をして迄。

其の想いを届ける必要が、
在るのだろうか。









 「痛い!」

 「だからやめとけって。」

 「嫌だ!!」


強情で、
聞き分けも無い。




 「でも痛い・・・」

 「だからさやめろって・・・」

 「良いから!」


必要の無い強情に、
尚もしがみつく。






相も変わらぬ姫の、
理解し難い強情っぷりも。

身体を壊して迄、
俺へ向かう想いの顕れと、
解釈せよと言うのか。









どれ程の想いが、
其処に含まれて居ようと。

苦痛で顔を歪めた其の姿など、
要らないのに。






如何して、
そんな時に限って。



捻った腰の、
其の痛みに耐えながら。

無理に身を乗り出して迄、
抱擁を迫るの?
04月05日(月)
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